
やる気が全くでない仕事に従事しています。
このまま続けられるのでしょうか。
このまま続けて私の人生は幸せと言えるのでしょうか。
このまま続けられるのでしょうか。
このまま続けて私の人生は幸せと言えるのでしょうか。
今回は、こんな悩みに回答したいと思います。
やる気が出ない仕事の原因を追求せよ

『やる気が出ない』
だけだと抽象的過ぎて、対策が取りにくいので、もう少し具体的な原因を自分なりに追求しましょう。
- 向いてない
- 価値観が異なる
- 他にやりたいことがある
ちょっと考えれば、こんな感じで、そうじゃないかなぁと思えるような原因が浮かんでくるかと思います。
とりあえず、上の3つを以下に解説しますので、あなたの原因として当てはまるかどうか、一考してみてください。
向いてない
人間には個性があります。
パッと見、同じに見えるふたりの能力でも、更に細分化させて調査していくと様々な個体差が生じている可能性が高いです。
ですから、当然のように向き不向きが出てきます。
イチローは野球選手としては超一流ですが、かと言って、何をやらせても一流になるわけではありません。
例えば、人前で漫才をやるなどしたら、お寒いことになるでしょう。
「イチロー」のブランドがあるから、お客さんは温かい目で見てくれるでしょうが、どんなに練習をしても、一流の漫才師として舞台に立てるイメージは沸きません。
・・・ちょっと極端な例過ぎて、分かり難かったかもしれませんが、「向いているか向いてないか」は、ご自身で判断する価値はあります。
向いてることであれば、1の努力で5の結果が出ますが、向いてないことだと5の努力で1の結果しか出力できなかったりします。
私の感覚から言うと、向いてない職業に従事する行為は、時間の無駄です。
価値観が異なる
会社のビジョン、上司・同僚の考え方、組織に属しているのであれば、色々な人間と絡んで仕事をしなければなりませんよね。
上で書いたように、人はそれぞれ個性がありますから、全く同じような価値観を共有することは不可能です。
しかし、全く違っていると辛いです。
あなたは「人の役にたつ仕事をクリエイトしたい」と思っているが、会社としては、人の役にたつかどうかよりも、利益を優先的に発想していたとしたら、それは大きな価値観の相違です。
根本的に価値基準の異なる環境で仕事をするってのは、日々辛いとおもいます。
他にやりたいことがある
どうしても他にやりたいことがある。
仕事中も、その内容で頭がいっぱいになってしまって、仕事に集中できない。
このようなケースも、当然、仕事へのやる気は生まれません。
頭の中は、別の内容でいっぱいなのですから。
やる気がでない原因が明確になったら対策を練る

原因は明らかになったでしょうか。
ここで大切なSTEPは、原因に対して自分なりに対策を考えてみることです。
原因が分かっただけでは、何も前に進みませんからね。
- 向いてない
- 価値観が異なる
- 他にやりたいことがある
対策についても、上の3つを例で考えていきます。
向いてない
上で書きましたが、向いてない行為に努力をしても効率的ではありません。
自分が何に向いているのかが明確に分からない場合は、信頼できる他人にアドバイスを求めたり、「何が嫌いか」から逆算して、好きなことを抽出するところからスタートします。
生活もあるでしょうから、明日から「はい辞めた」とは行きません。
私の祖父は、思い立ったらすぐ行動タイプで、「はい辞めた」の後、大成功を収めましたが、不安であれば働きながら、可能性を模索しましょう。
働きながら、自分の能力が最大限活かせる仕事を見つける。
没頭できる何かを形にする。
それが見つかれば、「やる気がでない」なんて次元で、仕事に取り組むことは一切なくなります。
価値観が異なる
心を閉じている状態と、オープンな状態とでは、相手の印象は変化します。
相手の行動・態度に大きな差がなくとも、あなたへの届き方が変わるのです。
価値観の違っている事実が原因なのであれば、まずは心を開いて、相手の価値観を理解するところからはじめてみるのは如何でしょうか。
自分と違う・・・と壁を作ることなく相手をみれば、意外に好ましい発見があるかもしれません。
そのように少しづつ、心のストレスを取り除けば、気持ちは穏やかに満たされていくでしょう。
やる気の源は、快適な心の状態だと私は思っていますので、以上のやり取りによって、あなたのやる気は回復傾向に至ります。
あとは、価値観の違う相手がいる職場ではなく、価値観が似ている相手と仕事ができるように環境設定を変えてしまうことです。
間違っても、相手の価値観を自分色に染めようなどと、強行的な手段は選択しないでください。
他人の価値観を変えるって相当ハードルが高いです。
それを完了させるには、あなたに圧倒的なパワーが必要となります。
相手を洗脳するようなレベルで教育しなければ、他人の価値観は変わりません。
小学生とか、まだ経験値の足りない子供であれば話は別ですが、成人した大人であれば、不可能と思ったほうが良いでしょう。
他にやりたいことがある
形にしましょう。
一歩でも良いので行動を起こしましょう。
私の実感として、大概の人は、あーだこーだ理由を付けて、やりたい気持ちを抑えて一生を終えます。
やりたい気持ちを抑えつけて何十年も経過すると、どうなるかわかりますか?
たいてい、そんな昔の感情など忘れてしまっているのです。
また、「やりたいことが特にない」ってケースもありますよね。
私は現在30代後半ですが、どの時代を振り返っても「やりたいことがない」瞬間などありませんでしたから、全く気持ちは分かりませんが、おそらく、深く考えてないんじゃないかと思います。
- マインドマップをひらく
- やりたくないことを中央に書く
- やりたくないことが明確になった
- 今度は逆に「やりたいこと」を中央に書いて、枝を書いていく
このような流れで、自問してください。
やりたいことが明確に見えてこない場合は、やりたくないことから始めると良いです。
やりたくないことであれば、色々と出て来るはずです。
次にやりたいことを書きます。
単純に、やりたくないことをやらないで済む方法が、やりたいことにもなりますし、やりたくないことを考えたことで、考える練習ができ、スムーズにやりたいことが発想できる可能性が高まります。
しっかりと未来について考えるべき

ゴール設定がないと、今何をすれば良いのか見えないものです。
金がほしい、だと抽象的です。
3年後までに月収100万円稼げるようにしたい。
を仮にゴール設定に据えたら、そのゴールに到達させるまでの行動を可能な限り考えます。
今行動起こせること、3ヶ月後までに達成させるとゴールに近づきそうなこと、6ヶ月後、1年後と、期間を分けてプランを練ります。
そして、期間毎に振り返りを行います。
ゴールに向かって実際にどんな行動をしたか、そしてその結果どうだったか。
事前に立てた目標に対して、達成できなかった場合は、達成できなかった理由を考えて次に活かす。
・・・こんな感じでぐるぐると、向上していくサイクルが回り出すわけですが、きっかけは全て「ゴール設定」です。
ここがなければ、なんだかよく分からなくなります。
なんだかよく分からないまま、行動を取るってのは、苦痛であり、苦痛なことをやろうとすると、やる気の低下につながります。
ぜひ、参考にしていただければと思います。