
フォワードをやってるんだけど、
このままで良いのかな。向いてるのかな。
どうやったら、フォワードとしてサッカーで飯がパクパク食えるんだろうか??
このままで良いのかな。向いてるのかな。
どうやったら、フォワードとしてサッカーで飯がパクパク食えるんだろうか??
今回は、そんな悩みに回答していきます。
私自身も、サッカーをプレーしていたときは、フォワードのポジションをやっていましたので、その経験も踏まえて回答します。
サッカーでフォワードをやるなら明確な目標設定を作ろう

あなたは、なぜフォワードをやっているのでしょうか。
監督にそのポジションを任されたからでしょうか、それとも何か特別な理由があるのでしょうか。
私の場合は、気がついたらそのポジションになっていました。
ドリブルが得意で、前に向かう意識も強く、攻撃的な性格だったこともあり、そこをやれと言われても何の違和感もなく、没頭していた記憶が残っています。
当時は、今のように海外サッカーの映像を簡単に見ることはできず、親戚のおじちゃんがプレゼントしてくれたマラドーナの映像を見て、強い憧れを抱いていました。
あんなふうに鋭くドリブルがしたい。どこからでも、強烈かつ正確なシュートを決めたい。
私はマラドーナのイメージを参考に、色々な練習を繰り返しました。
子供ながら、なかなか良い取り組みができたのではないかと感じています。
- 目標となるプレイヤーを決める
- 真似る
- 足りない点を意識して繰り返し練習する
もうすでに取り組んでいるよって内容かもしれませんが、やってみてください。
今の選手だったら、メッシの動きを真似してみる。
より具体的な箇所を切り取って、繰り返し練習する。
例えば、メッシがよくやる、左足のアウトサイドで、ボールに対して、斧を振り下ろすような感じで、コースを変えるやつ。
これです。
通常、アウトサイドを使ってコースを変えるときは、ボールを「押したり」「蹴ったり」するイメージでやると思いますが、メッシの場合は全く別の意識でやっています。
股関節周り、腰、腕など、色々なところが柔軟に扱えていないと、あのような動きはできません。
膝下だけの動きを真似ようとしても無理です。
あなたがフォワードとして大成したいのなら、偉大なプレイヤーの一流の技術を早くから真似て、自分の技術として昇華させなければなりません。
フォワードに向いてる向いてない

私の中では、今も昔もフォワードの仕事は点を奪うことです。
「守備も必要」なんて論調に真っ向から反論する気もありませんが、それを「日本人」が口にするかね・・・と思ってしまう。
超一流のフォワード、世界的に大成したフォワードが、各年代で生まれてくる国なら、守備も必要なる発想があっても、なんら問題ないでしょう。
日本のサッカーの歴史において、超一流のフォワードがいた時代など、ただの一度もありません。
釜本が凄かったとか、久保竜彦が尋常じゃなかった・・・ことは確かかと思いますが、世界のトップに立った事実はないでしょう。
歴代の日本代表フォワードを見ても、点を奪う能力がすっげー優れていた人は見当たりません。
代表でのゴール数など、何の目安にもなりませんしね。
力量格差のある対戦国とのゴールも、ごっちゃになってカウントされちまってますから。。。
だから、フォワードとして大成したいのなら、絶対的な得点力を身につけるべきだと私は考えます。
日本の風潮として、守備も求めているのなら逆行したほうが良いです。
大概、日本の場合、その他大勢の戯言に耳をかさないほうが、成果は出ます。
そして成果が出た瞬間、その他大勢は恥ずかしげもなく、その成果をしっかり認めてくれますから、結果さえ出しちまえば良いのです。
なので、
周囲の意見が気になって仕方がない
ようなタイプは、正直フォワードには向いてないと感じます。
気にしても良いですが、しったことか・・・と自分自身を貫けるような精神性がフォワードには必要不可欠です。
自分が試合を決める意識が弱い
こういうタイプも、フォワードには向いてないと思います。
チャンスが来たら、最初の優先順位として自分がゴールを決めるんだ、という意識がなければ、得点は奪えません。
選択肢が、自分でシュートを撃つオンリーだと、相手も対応しやすく、結果的にゴールを奪いにくくなるので、スルーやパスなどの選択肢があっても良いですが、
相対的なバランスとして、自分が決めるがトップにない選手では、フォワードとして成り上がれないでしょう。
サッカーでフォワードとして大成するには

- 一流の技術を盗もうとする貪欲さ、向上心の高さ
- 自分を前に出せる強い精神力
- サッカーを楽しみ続ける
私が考える、サッカーでフォワードとして大成するには、をまとめると以上の3つとなります。
やはり何事も、現状に満足した時点で成長は止まりますので、より高いところに挑戦しなければ、成功は得られません。
次に精神力に関しては、肉体を使って高めます。
私のおすすめは、ゆる体操です。
胸、腰、お腹、この辺りをまず、ゆるゆるに扱えるように、コツコツと調整していきます。
精神力は、肉体を媒介にして強化していったほうが楽ですので、自分なりの方法を見出して、トレーニングを続けると良いです。
監督からの圧力に屈しない、チームメイトのプレッシャーを押しのけ、自分がシュートを決める、先輩の文句にも平然としているなど、色々な局面において、精神力の強さはプラスに関与しますので、高めておいて損はないです。
というか、精神的に充実していなければ、ちょっとしたことにすぐへこたれてしまうので、プロになるまでの道のり半ばで、人は諦めます。
私はそこに気づいていなかったので、諦めてしまいました。
優先順位は、サッカーの足先の技術ではなく、自分の精神力です。
これは、熱い気持ちでプレーする、最後まで諦めないみたいな、浅いレベルの話ではないです。
そのようなちょっと「意識」すれば、結果として表現できるレベルのことではなく、人格にも影響を与えるレベルで精神を高めましょうって話です。
練習方法や動き方について
私のおすすめの練習方法は、上の本に網羅されています。
自分の思った通りに身体を動かせるようになれば、サッカーはより楽しいものになります。
そのためには、闇雲にサッカーに打ち込むだけではなく、視点を変えて、自分の身体にメスを入れる必要があるのです。
ゆる体操は、筋力トレーニングや体幹トレーニング以上の効果をあなたにもらたします。
最初はなんだこれって感じると思いますが・・・まぁ、やってみりゃわかるはずです。
フォワードとして必要な要素は、
ボールを上手に受け
ボールを上手に流し
ボールを上手にゴールに蹴る
ボールを上手に流し
ボールを上手にゴールに蹴る
ですよね。
であれば、それぞれを切り取って練習するのみです。
ボールを上手に受けるには、敵との駆け引きに勝つ必要があります。
敵の四角に入る動き、敵を騙す動きを工夫する、実践する。
可能であれば、練習試合、試合中の映像を録画して、自分がどのように動いたのかを毎回チェックすることをおすすめします。
それを見て、自分のイメージとのギャップを埋めましょう。
スペースに対して、自分が思ってたよりも「速く」走ってしまっているなとか、逆に「遅い」などが見えてくるかと思います。
もう少し、敵に読まれない感じで走り込めなかったか・・・など改善点が必ず見えてきますので、それを次回に活かします。
何事も、こういう繰り返しで成長します。
漠然と試合を重ねて、漠然ともっと良いプレーをしようと思ってやっているだけでは、その成長速度は微妙なものになります。
「ボールを上手に流し」は、要するに、トラップ技術です。
こういうボールの流し方ができれば、ゴールが発生します。
私がプレイヤーだった頃は、以下にボールを綺麗に流すか、に重きを置いていました。
少ない手順で最適な所に、ボールを流せば、必然的に速やかにシュート体勢に入れます。
その分、相手のプレッシャーを受けにくくなるので、選択肢が増えます。
選択肢が増えるっていうか、相手より有利な状態で、次のプレーが選択できるイメージです。
理屈は簡単です。
こっちがシュートまでに時間が掛かれば、相手の寄せが間に合います。
だから、
慌ててシュートを打つ
敵を押さえてドリブルしてシュート
敵の虚をつくフェイントを入れてシュート
敵を押さえてドリブルしてシュート
敵の虚をつくフェイントを入れてシュート
など、選択肢のどれもが、必ず勝てるとは言い難いチャレンジをしなければならなくなります。
一方、速やかにシュートポジションに入り、敵の寄せが間に合っていない状況を作った場合はどうでしょう。
まだ、寄せがないので、ノープレッシャーで、集中してシュート
慌てて寄せてきた敵の動きを見て、軽々、切り返し、シュート
慌てて寄せてきた敵の動きを見て、軽々、切り返し、シュート
多分、こんな感じになります。
「慌てて」シュートを止めにくるディフェンダーの場合、簡単なフェイントに反応できない確率が格段に上がります。
だからシュートを狙っても良いし、敵を揺さぶって更に有利な条件でシュートを狙うと言った、「勝ちの選択肢」の中で戦えるのです。
この状態を作るには、速やかにボールを流す技術が必須です。
最後のボールをゴールに入れる、に関しては、工夫しましょう。
ゴール前で、GKをあざわらうかのような、ループシュートを決める選手がいますよね。
あれは、普段から実戦でチャレンジしていないと、できるようになりません。
試合でチャレンジして、失敗して怒られるのが嫌だとか、軟弱なことを思っているのなら、個人練習で、精度を上げましょう。
GKと1対1の状況を想定して、ある程度、高速移動中にふわっと正確にボールを浮かすには、どのような感覚が必要なのか、何度も何度も行って、自分の体に刻みこむのです。
自分の中に、できる技術として搭載できていれば、無意識に、できちゃうようになります。